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AbbottWMM - 2018シカゴマラソン 大会後レビュー

2018年10月10日

*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。

マラソンレビュー:モハメド・ファラーが風の街シカゴを手なずける

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モハメド・ファラーがBank of Americaシカゴマラソンで快走し勝利を掴み、アボット・ワールドマラソンメジャーズでの初優勝を収めました。
オリンピックのトラック競技で4回チャンピオンに輝いているファラーは、ルーズベルト通りへと差し掛かる下りで、持ち味であるフィニッシュのスパートを発揮。エチオピアのモジネット・ゲレメウを引き離すと、フィニッシュへと続くコロンバス・アベニューのストレートを悠々と走り抜け、ファラーお馴染みの"モボット"ポーズ(頭の上に腕でM字を作るポーズ)でフィニッシュテープを切りました。
ファラーは2:05:11というタイムで、4月のVirgin Moneyロンドンマラソンで自身が樹立したイギリス記録を更新し、更にはヨーロッパ記録も更新しました。

日本の大迫傑は日本記録更新となる2:05:50で3位に入り、1億円のボーナス賞金(実業団マラソン特別強化プロジェクト「Project EXCEED」より)も獲得しました。

ファラーにとってこの優勝は、前半61分というハイペースが仇となり3位という結果で終わった4月のロンドンから学んだことを活かしてたどり着いた、最高の結果となりました。
「前半をゆっくり進める方が自分には断然向いている。」とコメントしたイギリスのファラーは今回、前半を63分で通過しました。ファラーは、「今は色々なスピードを織り交ぜて妥当なタイムを出せることが分かった。結果的に優勝するのは素晴らしいことだが、自分はもっと速いタイムが出せると思う。」と続けました。

もう一人、初優勝を収めたのが、圧倒的なパフォーマンスで女子レースを制したケニアのブリジット・コスゲイです。24歳のコスゲイは、30km地点を通過してからエネルギーを解き放ち、ライバルを寄せ付けない走りを見せました。
昨年のシカゴを含めいつも2位に甘んじていた彼女も、その流れを断ち切るのに十分な走りを見せ、エチオピアのRosa Derejeに2分以上の差を付け2:18:35でフィニッシュしました。3位は2:22:15のシュレ・デミセが入りました。

今回の優勝によりファラーとコスゲイは、アボット・ワールドマラソンメジャーズシリーズXIIのリーダーボードでそれぞれエリウド・キプチョゲとグラディス・チェロノに並ぶトップタイとなりました。
シリーズは、11月第一週の日曜に開催されるTCSニューヨークシティマラソンへと続きます。

原文はこちら

■日本人選手コメント(日本陸上競技連盟公式サイト)
3位 2時間05分50秒(日本記録) 大迫傑 コメント
8位 2時間07分57秒(MGC出場権獲得)藤本拓 コメント
12位 2時間12分18秒 鈴木洋平 コメント
19位 2時間16分26秒 川内優輝 コメント

車いすマラソンレビュー:シャーが圧倒的強さで2戦連勝

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マニュエラ・シャーがBank of Americaシカゴマラソンで勝利を収め、AbbottWMMシリーズXIIの好調なスタートを維持しました。
スイスのスターは中間地点までオーストラリアのMadison de Rozarioと競り合っていましたが、その後、雨で濡れる路面でDe Rozarioを引き離し、1分以上の差を付けてフィニッシュしました。
シャーが好調なのは、9月のBMWベルリンマラソンで世界記録を更新したことからも歴然でしたが、シカゴでの初優勝により、状態の良さを強調した形となりました。
De Rozarioは、中間地点のボーナスポイント勝負を制し、8ポイントを獲得。シリーズXIIの総合順位で2位に浮上しましたが、開幕2戦目にしてシャーのリードは34ポイントに広がっています。
シャーの次なる戦いは、昨年余裕の勝利を収めたTCSニューヨークシティマラソンです。
スザンナ・スカロニもシリーズ序盤の好調さを維持しており、ベルリンでの2位に続き、3位に入りました。

男子車いすレースでは、地元の優勝候補、Daniel Romanchukが初勝利をあげ、地元の観衆が沸きました。
近隣のイリノイ大学で指導を受ける20歳のRomanchukは、車いすマラソンの2大スター、マルセル・フグとデヴィッド・ウィアーとの戦いの末、経験豊富な対戦相手に競り勝ち初勝利を収めました。
中間地点のボーナスポイント勝負で2人を制したRomanchukは、その後ずっと、先頭を切る2人の後に付いていました。ルーズベルト通りを上りながらフグが加速すると、Romanchukはこれに剛腕で対応し、スイスのスーパースターをかわしてフィニッシュへとスプリントしました。
ウィアーが3位に沈んだ一方で、RomanchukはシリーズXIIリーダーボードでも1ポイント差で首位に立ち、大きな自信を手にしました。

原文はこちら

■過去の関連記事
2018シカゴマラソン プレビュー
2018 Bank of Americaシカゴマラソンが海外エリート選手を発表
Bank of Americaシカゴマラソンが川内優輝と大迫傑の出場を発表
Bank of Americaシカゴマラソンがモハメド・ファラーの出場を発表
2018シカゴマラソンが地元アメリカのスター選手の出場を発表

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*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。

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