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AbbottWMM -2018ボストンマラソン 大会プレビュー

2018年4月13日

*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
原文こちら

フラナガンが歴史的快挙を達成するチャンス到来

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4月16日開催のボストンマラソンでシャレーン・フラナガンが勝利を収めれば、アボット・ワールドマラソンメジャーズシリーズXIの女子タイトル獲得に向けた戦いで優位に立ちます。

フラナガンはTCSニューヨークシティマラソンでの優勝により25ポイントを獲得しており、シリーズで2勝目を挙げると計50ポイントとなります。フラナガンが1位となった場合には、6日後のロンドンで、女子世界記録の更新を狙うメアリー・ケイタニーが連続優勝を果たしたとしても、シリーズタイトルの獲得はできません。

ケニアのケイタニーは昨年の大会で女子単独レースでの記録を更新し、次に狙うは、ポーラ・ラドクリフが男子ペースメーカーで達成した02:15:25という記録に挑みます。シリーズチャンピオンに2度輝いているケイタニーですが、昨年11月のセントラルパークでフラナガンに敗れており、直接対決ではアメリカのフラナガンに軍配が上がっています。

シリーズで加算されるポイントは2大会分のみとなるため、もし両者が2回の優勝を収める形となった場合、フラナガンのニューヨークでの勝利は、アボット・ワールドマラソンメジャーズのマラソンシリーズにおいて、史上初のアメリカ人女子シリーズチャンピオンの誕生を意味することとなります。しかし、昨年のボストンマラソンを背中の疲労骨折で欠場しているフラナガンにとって、集団の先頭でボイルストンストリートのフィニッシュラインに戻って来るのは容易なことではありません。

アメリカ人強豪選手陣に加え、ディフェンディングチャンピオンのエドナ・キプラガトも、2017年以来の優勝を切望しています。ケニアのベテラン選手がパトリオットデー(4月16日)に勝利を収めれば、41ポイントでリーダーボードトップに並びます。キプラガトは昨年4月、ラスト10km地点で独走態勢に入り、そのまま心臓破りの丘を越えボストンのダウンタウンを抜ける広い通りを悠々と走り切り優勝。その強さを見せ付けました。

キプラガトと同じケニアからは、優勝タイトル保持を狙うジョフリー・キルイも出場します。昨年夏のロンドンで世界チャンピオンとなったキルイが優勝すれば、男子シリーズリーダーボードで50ポイント獲得となりますが、アメリカのゲーレン・ラップが優勝した場合にも、シカゴに続く2度目の優勝となり、50ポイント獲得となります。

2017年のボストンマラソンのレース後半でしのぎを削ったのも、キルイとラップの両選手でした。最終的にキルイが、35km-40kmの5km14:35で走る快走を見せ、ラップと21秒差をつけ優勝しました。

車いす部門では、スイスのコンビ、マニュエラ・シャーとマルセル・フグが大差でリードしており、彼らのシリーズ優勝はほぼ確実です。シャーは109ポイントで、2位のタチアナ・マクファーデンに50ポイント以上の差をつけています。

シャーは1年前のボストンで優勝しており、今回は連続優勝を収めるチャンスです。今シリーズでは、マクファーデンに敗れたシカゴ以外、全ての出場レースで優勝しています。

フグは、この2月の東京を欠場したものの、2位に62ポイント差をつけており、シリーズ2連覇は確実です。ボストンのディフェンディングチャンピオンでもあるフグは、4連覇を2度達成しているエルンスト・バンダイクと、スイスのレジェンドFranz Nietlispachに続く、ボストンマラソン史上3人目となる4連覇をかけて挑みます。シャーは、ボストンで2度優勝している唯一のスイス人女性であるEdith Hunkelerと並ぶことを目指しています。ボストンマラソン女子車いすレースにおける最多優勝記録は、Jean Driscollが持つ8回です。

2017年、フグとシャーはボストンのコースで大会記録と世界最速記録を樹立しました。フグは、同じく1:18:04でフィニッシュテープを切った、ボストンマラソン10度優勝のバンダイクをわずかにかわし優勝しました。バンダイクもまた2014年以来の優勝を目指し、ボストンに戻ってきます。バンダイクは大会史上最も多くの優勝を飾った選手です。

シャーは昨年、それまでの大会記録である1:34:06を5分以上更新する1:28:17でフィニッシュ。2016年に2位で終わったシャーは、その翌年の2017年に、ボストン初優勝と、車いすマラソン女子選手として初の偉業となる1:30:00切りを達成しました。

テレビ中継が観られない方は、AbbottWMMのTwitter(@wmmajors )で最新情報をご確認ください。

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*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
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