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AbbottWMM - 2017 TCSニューヨークシティマラソン レースプレビュー

2017年11月3日

*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
原文こちら

ニューヨークシティで再開されるAbbottWMMシリーズXIの戦いに、シリーズトップとの差を縮めるべくケイタニーが臨みます

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"ビッグ・アップル"と称されるニューヨークで11月5日(日)に開催されるTCSニューヨークシティマラソン。アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)シリーズXIのこの大会でメアリー・ケイタニーは、自身の優勝タイトルを防衛し、AbbottWMMリーダーボードのトップに躍り出たい考えです。

1年前のニューヨークでAbbottWMM大会での初優勝を収めたエリトリアのギルメイ・ゲブレスラシエは、再び優勝タイトルを手に入れ、シリーズXIにおける初のポイント獲得を目指します。

ケイタニーは、3年連続優勝という偉業により、グレテ・ワイツとともにその名誉を称えられています。3度目の勝利を収めた際の2位とのタイム差は、36年振りの記録更新となりました。
4月のVirgin Moneyロンドンマラソンで女子のみのレースでの世界記録を更新したケイタニーは、優勝候補の一人として自身の輝かしい戦績に加える更なる優勝を収め、4回連続の優勝を達成し女子シリーズXIランキングでのトップ浮上を狙います。
35歳のケイタニーは既にAbbottWMMシリーズVIとIXで2度の優勝を収めています。日曜に25ポイントを獲得すれば計50ポイントとなり、シカゴ優勝者のティルネシュ・ディババを抜き、来年4月のロンドンで最終戦を迎える1年間におよぶシリーズの戦いにおいて、トップとなります。

しかしケイタニーには手強い対戦相手が待っており、4年連続優勝を達成できる確約は全くありません。対戦相手には、同じくAbbottWMMシリーズを2度制している(シリーズVとVIII)同国のエドナ・キプラガトも含まれています。キプラガトは2010年ニューヨークの優勝者で、世界選手権を2度制しています。2017年ロンドンで開催された世界選手権における2位という結果を受け、現シリーズでは5位につけています。

ケニアの両選手は、速いタイムを持ち素晴らしい優勝経験もあるエチオピアの2選手と対戦することとなります。元ボストン優勝者のブズネシュ・ディバ、そして昨年のフランクフルトマラソン優勝者であるマミトゥ・ダスカです。

これら2選手に加え、初マラソンとなった2010年のニューヨークで2位という結果を残しているアメリカのシャレーン・フラナガンも、シリーズXIにおける初のポイント獲得を狙います。フラナガンにとっては、昨年8月のリオオリンピックマラソンで6位に入って以来のマラソン挑戦となります。

ゲブレスラシエの優勝への道のりも同様に険しいものになります。先月、かつてのニューヨーク優勝者であり元世界記録保持者のウィルソン・キプサングが、9月のベルリンマラソンで途中棄権した後に出場者リストに加わり、21歳のゲブレスラシエの対戦相手として浮上したからです。
35歳のケニア人選手は、男子の世界記録を更新した翌年となる2014年に、ニューヨークで優勝しシリーズVIIIのタイトルを獲得しました。

キプサングとともにスタートラインに立つのは、世界ハーフマラソン選手権で2度の優勝を収め、クロスカントリー世界チャンピオンのジェフリー・ カムウォロレです。彼は2年前のニューヨークで2位となっています。

エチオピア選手を率いるのは、元世界選手権銀メダリストのレリサ・デシサです。昨年はレース後半で棄権しており、それ以来初めてのマラソン出場となります。デシサは2013年、2015年のボストンマラソンで優勝しています。もう一人、2時間5分切りのタイムを保持するレミ・ハイレは、2016年のボストンを制しており、ニューヨークに初挑戦します。

アメリカのベテラン勢、アブディヘイケム・アブディラマンとメブ・ケフレジギも揃って出場。40歳のアブディラマンは7回目、42歳のケフレジギは12回目のニューヨーク出場となります。エリトリア生まれのスイス人選手、タデス・アブラハムは、昨年ヨーロッパ記録を更新、ニューヨーク5区での戦いに初めて挑みます。

シリーズXIのポイント争いは車いすレースでも激しいものとなります。注目選手は、シカゴで印象的な勝利を収めているディフェンディングチャンピオンのマルセル・フグとタチアナ・マクファーデンです。

2位1回と優勝2回を経て41ポイントを獲得し、男子リーダーボードのトップに君臨するフグ。この"シルバーブレット"が日曜のレースを制すれば、4レースの合計ポイントは91ポイントとなります。

ニューヨークで5回の優勝を収め、大会記録保持者でもあるオーストラリアのクート・フェンリーは、昨年僅差で2位となっていますが、今年は欠場が決まっており、AbbottWMMシリーズの王座を守るべく戦うスイスの精鋭に立ち向かう選手はわずかとなります。

しかしながら、ニューヨークで2回優勝している南アフリカのエルンスト・バンダイクは出場予定で、シリーズXIのポイントを追加すべく挑みます。また、シリーズリーダーボードでそれぞれ4位と5位につけている日本の洞ノ上浩太と吉田竜太も、フグの優勝を脅かすことになりそうです。

先月のシカゴで、集団の後ろから飛び出し、同じアメリカのアマンダ・マグロリー、スイスのライバル、マニュエラ・シャーを下しシリーズXI初の勝利を収めたマクファーデンは、再び勝利のリズムを掴んでいます。

シカゴでの敗北はシャーにとってシリーズXI初の敗北であり、59ポイントを保持するシャーは依然としてリーダーボードではトップにつけています。2位は、32ポイントのマグロリーとなっています。シリーズXチャンピオンのマクファーデンがニューヨークで6回目の優勝を収めれば、今シリーズトップの座が射程圏内となります。

強豪3選手がセントラルパークの曲がりくねったコースで、スリリングなフィニッシュを迎えるべく挑む一方、アメリカのスザンナ・スカロニ、ドイツのアニカ・ツェイエン、オーストラリアのMadison de Rozarioも、5位以内に入りポイントの獲得を目指します。

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※AbbottWMMシリーズXI 最新のリーダーボードはこちら

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*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
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