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【レポート】東京マラソン2024 プレスカンファレンス~マラソンエリート招待選手会見

2024年3月2日

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マラソン招待選手の記者会見に先立ち、早野忠昭レースディレクターは2月11日に交通事故で亡くなった男子マラソン世界記録保持者でケニア出身のケルビン・キプタムさんと、コーチのガルベ・ハキジマナさんに哀悼の意を表しました。

女子の記者会見では、シファン・ハッサン(オランダ)、アマネ・ベリソ・シャンクレ(エチオピア)、ローズマリー・ワンジル(ケニア)、日本の新谷仁美(積水化学)が登壇しました。

世界歴代2位となる2時間13分44秒の自己記録を持つハッサンは「いい準備ができた。コースレコードを狙います。」と笑顔を見せ、2022年(2021大会)にブリジット・コスゲイ(ケニア)がマークした2時間16分02秒をターゲットタイムに設定しました。東京マラソンは初めてとなりますが、東京は思い出の地です。東京2020オリンピックで女子1万メートルと5000メートルで金メダル、1500メートルで銅メダルを手にしました。「三つの異なる種目でメダルを取ることができました。それも東京で走る動機になっている。」と語りました。

世界陸上2023(ブダペスト)金メダリストのシャンクレは「練習を積んできた。その成果をお見せしたい。」と意気込みました。ハッサンや前回大会優勝者のワンジルら強豪がひしめき、「トップレベルの選手が出場する。(天候などの)条件が良く、ペースが適正ならば良い結果を出せる。」と自信をのぞかせました。

昨年の東京マラソンを制したワンジルはかつて日本で生活したこともあり、「皆さん、こんにちは。日曜日はすごくいいレースになる。頑張ります。」と日本語で挨拶しました。昨年の優勝タイムで自己ベストの2時間16分28秒について「1分くらいは記録を更新したい。2時間15分くらい。」と意欲をみせます。

2時間18分59秒の日本記録更新を狙う新谷は「コンディションは普通。ただただ自分の目標達成のために走り抜きたい。」と力強く宣言しました。東京マラソンの第1回大会優勝者でもあり、「東京は多くの方が応援に来てくれる。選手と応援の方の距離が近いのがとても魅力的。」と語り、沿道からの声援を力に変えて走ります。

続いて行われた男子の会見では、エリウド・キプチョゲ(ケニア)、ヴィンセント・キプケモイ・ゲティッチ(ケニア)、ティモシー・キプラガト(ケニア)、日本勢の鈴木健吾(富士通)、山下 一貴(三菱重工)、其田健也(JR東日本)が壇に上がりました。

前世界記録保持者のキプチョゲは「コンディションはいい。トレーニングは順調。うまくいっている。素晴らしいレースになると確信している。」と自信たっぷりに語りました。

今夏パリでのオリンピック3連覇に向けて、「8月のパリに備える意味でも東京マラソンはいい時期」と笑顔を浮かべました。2年前の東京マラソンでは2時間02分40秒でフィニッシュし、コースレコードで優勝。「日本人は走るのが好き。マラソン、トラック、走ることが日本人のDNAに入っている。走ることのスピリットを感じられる。」と再び東京で走ることを心待ちにしていました。

初マラソンとなったベルリンマラソン2023でキプチョゲに続く2位に入ったゲティッチは「日曜日、いいコンディションで走りたい。頑張ります。」と闘志を燃やしました。「自己ベストで走れるか試したくて、東京を選んだ。」と話し、2時間03分13秒の自己記録更新を狙います。

2時間3分50秒の自己記録を持つキプラガトは「準備は万端。すべてうまく順調に進んでいる。楽しみだし、よい走りができると思う。」とここまでの好調ぶりをアピールしました。日本食が好きなことを明かし「魚が美味しい」と会見場を和ませました。

男子日本勢はパリ2024オリンピック代表の残り1枠を懸けたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)「ファイナルチャレンジ」の対象レースになっており、設定記録の2時間5分50秒突破した最上位の選手が代表の座を手にします。

2時間04分56秒の日本記録保持者、鈴木は「東京オリンピック以降、『次のオリンピックこそは!』という思いでやってきた。これがファイナルチャレンジ。いろんな思いを思って走りたい」とパリ2024オリンピックへの思いをにじませました。設定記録については「前回(2021大会)では2時間05分30秒(2時間05分28秒)くらいだった。出せないタイムではないと思う。」と決意を語りました。

昨年の大会で日本歴代3位となる2時間05分51秒でフィニッシュした山下は「自己ベストを超えるのは簡単ではないが、超えれば設定記録を切れる。分かりやすいし、目標にしやすい。」と口にしました。「最後まで自分のリズム。マイペースで走り切りたい。」と平常心で走ることを誓いました。

2時間05分59秒の自己記録を持つ其田は「体調的にはいい。」と話し、ここまで順調であることを強調。2021年大会は鈴木に敗れ、昨年大会は山下に先着を許し、いずれも日本勢2番手に終わりました。「パリ五輪に向けては、1番をとらないといけない。着順にこだわって走りたい。」と雪辱を期しました。

マラソンは9時10分スタート。当日の天気は晴れ。スタート時の気温は5~6度の予報になっています。

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