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【レポート】東京マラソン2021 プレスカンファレンス

2022年3月5日

大会2日前となった3月4日(金)、東京マラソン2021プレスカンファレンス(招待選手記者会見) が開催されました。

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選手会見に先立ち、午後12時から主催者挨拶として、東京マラソン財団理事長の伊藤静夫より挨拶させていただきました。

伊藤理事長は新型コロナウイルス禍で2度の開催延期を経て、「『もう一度、東京がひとつになる日。 』のコンセプトを元に、安全・安心な大会運営のため、さまざまな準備に取り組んできました。」と話し、今大会では、体調管理アプリの導入、PCR検査、時間差によるウエーブスタートなど3密回避を柱とした感染防止対策を講じた大会運営であることを説明しました。

車いすマラソン招待選手会見

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まずは招待選手である車いす女子 の日本勢、喜納翼 、土田和歌子が登壇し、それぞれが意気込みを語りました。

前回大会で1時間40分00秒と大会記録を更新した喜納は「天気も良さそう。楽しみにしています。東京パラリンピック以降も走り込みを続け、調子は悪くない。」と語り、2008年から大会9連覇し2016年大会以来の参戦となる土田は「喜納選手はおそらく、私自身、これまで戦ってきた選手のなかでも手強い。楽しんで走れたらいい。」と笑顔を浮かべました。

ターゲットタイムとして、喜納は1時間39分50秒、土田は1時間39分00秒を掲げました。

副島正純 車いすレースディレクターは「土田選手お帰りなさい。喜納選手は伸びている、先輩とどう戦ってくれるのか。すごく楽しみです。」とハイレベルなマッチレースに期待を寄せました。

続いて、男子の世界記録保持者のマルセル・フグ (スイス)、日本記録保持者の鈴木朋樹 が会見に臨みました。2人は昨年11月の大分国際車いすマラソンで好レースを展開し、フグは1時間17分47秒の世界記録、鈴木は1時間18分37秒のアジア記録を樹立しました。

東京2020パラリンピックで優勝を飾り、再び日本を訪れたフグは「こういう機会をいただけて、再び東京で走れることは嬉しい。」と話し、鈴木に対して「強いアスリート。何度も競い合ってきたが、特に去年、マラソンで1番強いライバルだったと思う。日曜日のレースが楽しみです。」と意気込みました。

一方の鈴木は「東京パラが終わって、新しいトレーニングメニューに取り組んでいる。自分の調子もある程度上がっている。その状態でマルセル選手と戦うのはすごく楽しみ。」とレースを心待ちにしていました。

マラソン招待選手会見

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12時55分からはマラソン招待選手の記者会見が行われ、女子のゴティトム・ゲブレシラシエ (エチオピア)、サラ・ホール (アメリカ)、日本勢の一山麻緒 、新谷仁美が壇に上がり、2時間14分04秒の女子世界記録を持つブリジット・コスゲイ (ケニア)はリモートで参加しました。

選手村から元気な姿を見せたコスゲイは「コンディションは(銀メダルの)東京オリンピックよりいい。オリンピックは(気温が)暑くて、湿度も高くて大変でした。」と昨夏より好調であることをアピールしました。ターゲットタイムは「シークレット。」と明かしませんでしたが、「大会記録(2時間17分45秒)をぜひ破りたいと思う。コンディションも良好だと思うし、いいトレーニングをしてきました。」と自信をのぞかせました。

ベルリンマラソン2021優勝者のゲブレシラシエも「コンディションは良好で、いいトレーニングを積んできた。」と語りました。2時間18分00秒をターゲットにし、「最初のマラソンを2時間20分(09秒)で走ることができた。もっと良いものにしようと、2時間18分(00秒)を目標に練習してきた。」と設定タイムの理由を述べました。

アメリカから参戦するホールは「夢に見ていた東京マラソンです。強豪選手と競争することによって、速いコースを楽しみたい。」と明るい表情で話しました。ターゲットタイムには2時間19分00秒を示しました。米国記録は日本記録と同タイムの2時間19分12秒です。「たまたま同じなので、目指したいと思う。」と米国記録の更新を視野に入れています。

日本記録を狙う一山も目標を2時間19分台に設定し、「みんな同じくらいのタイムを目指すので同じ集団の中で走りたい。一緒に走れるのは心強い。」と当日のレース展開を思い描いていました。

第1回大会 の優勝者である新谷は13年ぶりのマラソンになります。「3カ月間、マラソン練習をしてきたんですが、マラソンの魅力が全然わからない3カ月だった。気持ちの面でも技術面でもマラソンを超える過酷な種目はないんじゃないか。」と厳しいトレーニングを積んできたことを明かしました。


続いて男子の会見が行われ、モシネト・ゲレメウ (エチオピア)、日本勢は鈴木健吾 、土方英和が会場で、エリウド・キプチョゲ (ケニア)はリモートでインタビューに応じました。

2時間01分39秒の世界記録を持ち、オリンピック・チャンピオンのキプチョゲはターゲットタイムを書く欄に「STRONG」と記し、「日本の皆様、ファンの皆様に(強さを)見せたい。それを見せられればハッピー」と笑顔で語りました。東京マラソンを選んだ理由を問われると、「まず日本文化が大好き。特に2回連続でオリンピックで金メダルをとれたので、また日本に戻りたいと思った。本来は(開催地が)東京なのが札幌になった。東京の道を走りたい。走ることは私の人生なんだと見せたかった。」と穏やかな表情で語りました。

世界歴代4位の2時間02分55秒の自己記録を持つゲレメウは2時間3分30秒を目指します。「しっかり準備をしてきた。(2時間)03分(台)で走りたいと思っています。」と力強い口調で意気込みました。キプチョゲに対しては「強いアスリートです。アフリカ人として誇りに思います。」と尊敬の念を示した上で「スポーツは何が起こるか分からない。より良いタイムで走りたい。」と全力を挑むことを約束しました。

2時間04分56秒の日本記録を持つ鈴木は「コンディションはぼちぼち。(日本記録を更新した)昨年のびわ湖毎日とだいたい同じ流れでやってきている。そこまで悪くない。」と順調な調整ぶりを語りました。強豪外国人選手が揃い、序盤から高速レースになることが予想され、「積極的にチャレンジしていきたい。」と気合いが入っている様子です。

日本歴代5位の2時間06分26秒の記録を持つ土方は「コンディションは今週に入って上がってきている。楽しみです。」と自信の表情で話しました。目標タイムには所属のHondaの先輩である設楽悠太 の自己記録を1秒上回る2時間6分10秒を掲げているが、「タイムにこだわらず、勝負していきたい。」と意気込みました。

また、記者会見の前には東京マラソン2連覇中のビルハヌ・レゲセ(エチオピア)の欠場が発表されました。

レース当日の天気は晴れ。スタート時の気温は8~9度の予報になっています。

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