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AbbottWMM - 2021 TCSニューヨークシティマラソン プレビュー

2021年11月5日

*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
原文こちら

シリーズタイトルを巡る戦いがニューヨークで遂に完結

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アボット・ワールドマラソンメジャーズのシリーズXIIIが、11月7日開催のTCSニューヨークシティマラソンで完結します。
今シリーズの幕開けは、2019年10月のBank of Americaシカゴマラソンまで遡り、シリーズ初戦の大会ではケニアのブリジット・コスゲイが、女子世界記録を更新する2:14:04を記録しました。

その後のメジャー大会において、シリーズ2戦目のニューヨークシティマラソンを最後に、一般の部を含めた開催が1年以上できなくなることを、当時は誰も想像していませんでした。

コロナウイルス感染症を取り巻く状況が最悪の状態を過ぎた今、マラソン界は安全に再開の道をたどり、この秋、メジャーの4大会が復活を遂げました。(東京マラソンは、2022年3月に延期となりました。)

そしていよいよ、ニューヨークの街で、待ち望まれたシリーズ最終戦の開催を迎え、シリーズXIIIの新チャンピオンたちが誕生します。最後の一戦を前に、各カテゴリーの上位争いを復習しましょう。

男子シリーズ


既に明確なことは、今シリーズの優勝プレートに新たな名前が刻まれるということです。直近の4シリーズで連勝していたエリウド・キプチョゲですが、今シリーズの勝利はオリンピックマラソンにおける優勝のみ(シリーズ期間中に開催されるオリンピックのマラソンではシリーズポイントの獲得が可能)で、シリーズタイトルは他の選手の手に渡ることとなります。

現在ポイントで優位に立ち、キプチョゲが手放すシリーズタイトルに最も近い選手は、エチオピアのシサイ・レマです。

2020年のロンドンマラソンで3位に入っていた彼は、2021年の同大会で優勝を収め、計34ポイントを獲得しています。

そのレマによるAbbottWMMシリーズ初優勝を阻止できる可能性があり、TCSニューヨークシティマラソンに出場予定の選手は2選手のみです。

同じエチオピアのケネニサ・ベケレは2021 BMWベルリンマラソンで9ポイントを獲得しており、ニューヨークで優勝すれば、34ポイントでレマと同点に持ち込めます。オリンピックマラソンで2位となったオランダのアブディ・ナゲーエが、1月7日のニューヨークでAbbottWMM大会初優勝を収めた場合には、レマに逆転勝利できます。

ベケレが優勝した場合、今シリーズ中のレマとベケレの直接対決は無かったため、レースディレクター6人が各一票を投じ、チャンピオンを決定します。

ベケレもナゲーエも優勝を逃した場合には、レマがシリーズ優勝、そしてケニアのビンセント・キプチュンバとローレンス・チェロノがシリーズ2位、3位となります。

女子シリーズ


ブリジット・コスゲイとジョイシリン・ジェプコスゲイは、今シリーズで2勝しており(コスゲイは2019年シカゴ&2020年ロンドン、ジェプコスゲイは2019年ニューヨーク&2021年ロンドン)、それぞれ50ポイントを獲得しています。

2021年ロンドンマラソンで両選手が直接対決しており、その対決の結果ではジェプコスゲイに軍配が上がっています。

ニューヨークに出場し2人に追い付き同点になれる可能性があるのは、オリンピック優勝者のペレス・ジェプチルチルです。

彼女がセントラルパークでトップフィニッシュした場合、レースディレクターたちの投票により、ジェプチルチルとジェプコスゲイのどちらかがチャンピオンとなります。

男子車いすシリーズ


車いすシリーズのルールでは、シリーズ期間中にパラリンピックの開催がある場合、成績の良い5大会分のポイントがリーダーボードのポイントとして加算されることとなっています。今シリーズはそのパターンに該当し、現時点では、マルセル・フグがダニエル・ロマンチュクに9ポイント差をつけてリードしています。

現時点でフグの優勝は4回、ロマンチュクの優勝は3回。両選手とも既に3レース分のボーナスポイントを獲得しており、ボーナスポイントはこれ以上獲得できません。

ロマンチュクが優勝した場合に加算されるポイントは9ポイントのみとなり(加算済みの16ポイントを、優勝の25ポイントに差し替える)、フグと同点にはなりますが、上回ることはできません。

同点となった場合には、直接対決における勝利がカギとなります。スイスのフグの方が直接対決で勝っており(ロマンチュクが優勝した2019年シカゴにはフグは出場していませんでした)、フグは既にシリーズ優勝プレートを手にしたも同然です。

もうひとつの注目は、3位争いです。イギリスのデヴィッド・ウィアーがカナダのブレント・ラカトスに9ポイントリードしている状態で最終戦に臨みます。

女子車いすシリーズ

5大会分の優勝ポイントと、3大会分のボーナスポイントを既に獲得し149ポイントを保持するマニュエラ・シャーは、シリーズXIIIにおける優勝を確実にしています。

タチアナ・マクファーデンは97ポイントで、シリーズリーダーボード2位。そしてオランダのニキタ・デンブーアが38ポイントで3位につけています。

アメリカのイェン・ホアンが、2020年ロンドンチャンピオンのデンブーアを上回るには、自身が2位フィニッシュし、かつ、デンブーアが5位以下となる必要があります。

最新のシリーズXIIIリーダーボードはこちら

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*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。

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