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AbbottWMM - 2021ボストンマラソン 車いすマラソンレビュー

2021年10月13日

*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
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マルセル・フグとダニエル・ロマンチュクの優勝争いはニューヨークでの最終戦にもつれ込む

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ボストンでマルセル・フグが優勝したことにより、アボット・ワールドマラソンメジャーズ男子車いすシリーズの優勝争いは、ビッグアップル(ニューヨーク)までもつれ込むこととなりました。

スイスのフグは、最終コーナーを曲がり損ねるという初めてのアクシデントにより、自身が樹立した大会記録の更新は惜しくも逃しましたが、この優勝により、コロナ禍で長引いた今シリーズの最終戦を残し、アメリカのロマンチュクに1ポイント差でリードしています。

フグはレース後、最終コーナーでのミスで少なくとも20秒は遅れを取ったため、それが無ければ自身が2017大会で樹立した1:18:04という大会記録を確実に更新できただろう、と話しました。記録更新には届かず1:18:11でフィニッシュしましたが、2位のロマンチュクとは7分34秒差をつけていました。

フグは、「純粋に先導車を追っていました。そして最後の2、3kmとなった時に、記録更新に迫っていることに気付き、頭を下げて、持てる力を全て注いで出来る限り速く進みました。そして、右に曲がらずに先導車を追って真っすぐ進んでしまったのです。あれは想定外で、自分の失敗です。パフォーマンスに集中し、それ以外考えていなかったので、あのようなことが起こってしまいました。」と話しました。

痛恨のミスはありつつも、優勝による25ポイントと中間地点のボーナスポイント勝負を制した8ポイントを獲得したフグは、前日のシカゴの優勝でロマンチュクが手にした得点差を覆し、シシリーズリーダーボードで逆転トップに立ちました。

35歳のフグは、「最初のダウンヒルから快適でした。差はついていたので、出来る限り攻めました。戦略的に、昨日とは全く違いました。最初から全力で行きました。下りはロマンチュクより速いと分かっていたので、最初から差をつけてレースを進めようと思いました。」とコメント。

若きロマンチュクはTCSニューヨークシティマラソン直近2大会で優勝しており、ニューヨークの5区を駆け抜けるコースでどのようにフグに勝つべきか良く知っています。一方フグは、新しいレーサーでパラリンピックで優勝して以来絶好調で、今から一か月を切った最終戦を制すのが誰か、蓋を開けてみないと分かりません。

フグは、「ニューヨークで決戦です。コースは完全に違いますし、違うマラソンです。(連戦の疲労から)回復する時間も十分ありますので、対決の行方が楽しみです。観ている人たちにとっても、エキサイティングであることを願います。」と語りました。

女子車いすシリーズは男子ほどの接戦ではありません。フグと同国スイスのマニュエラ・シャーは既に、AbbottWMMシリーズ3連勝を確実にしています。

リーダーボード2位のライバル、タチアナ・マクファーデンに50ポイント以上の差をつけており、36歳のシャーに追い付ける選手は誰もいません。

ダウンヒルを得意とするシャーは、ボストンのレーススタート直後から狙い通り先頭に立ち、トップを維持しました。

シャーは、「ダウンヒルは私の強さの1つなので、最初の下りを利用する必要がありました。そして狙い通りに集団を引き離すことが出来ました。ほとんどタイムとの戦いでした。大会記録更新を狙っていたので、今年は追い風がなくて残念でした。」とコメントしました。

シャーの1:35:21というフィニッシュタイムは、最終的に、自信の2017大会時の1:28:17という記録には及びませんでした。

シリーズ大会7大会中5大会を制したシャーはいよいよ、ニューヨークでの4連勝に挑みますが、意識するのは自身の連勝だけではありません。

「ここ数年は、マラソン競技でとても良い結果を出せていますが、強敵も沢山います。スザンナ・スカロニや、パラリンピックマラソンで優勝したマディソン・デ ロザリオがニューヨークに出場しないのは残念ですが、集中してモチベーションを保つべき理由は沢山あります。休憩してリラックスする暇はありません。」と締めくくりました。

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最新のシリーズXIIIリーダーボードはこちら

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*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。

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