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AbbottWMM - 東京マラソン2018 大会後レビュー

2018年3月7日

*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
原文こちら

チュンバとディババ、2度目の東京マラソン優勝

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ディクソン・チュンバとベルハネ・ディババは、アジア唯一のアボット・ワールドマラソンメジャーズ大会で2度の優勝を果たした初めてのランナーとなり、2月25日(日)の東京マラソンに新たな歴史を刻みました。
男子レースの本命だったウィルソン・キプサングがレース序盤で途中棄権した後、チュンバは4年前に優勝した日本で再び男子の優勝タイトルを取り戻しました、一方のディババは、終盤で同じエチオピアのルティ・アガを引き離し、女子大会記録にわずか4秒遅れでフィニッシュして実力を証明しました。

マラソン女子では、2015年東京で優勝したディババが、自己ベストを90秒以上更新する2:19:51で再び優勝しました。ディババは初めて2:20を切り、世界歴代トップ25人の仲間入りを果たしました。
ディババは女子のシリーズXIにおいて25ポイントを獲得し、トップのメアリー・ケイタニーとティルネシュ・ディババに16ポイント差をつけられていますが、リーダーボード4位タイとなりました。一方のチュンバは、シリーズ2大会を残して全員25ポイントの、男子リーダーボード大混戦のトップ5人と並びました。

車いすレースにおいては、マニュエラ・シャーが5レースのうち4レースで優勝し、女子車いすシリーズXIの優勝を決定的にしました。そして山本浩之は日本のファンの大歓声を受けながら、鈴木朋樹をかわし東京マラソンで4度目の優勝を手にしました。

1年前に男子大会記録を更新したキプサングは、東京の新高速コースで世界記録更新を狙っていましたが、元メジャーチャンピオンのキプサングは17km手前で途中棄権してしまい、残念な日となってしまいました。
チュンバはこの機会を最大限に活かし、30kmを1:20:20で通過し6人の集団から抜け出し、35km過ぎにケニアのライバル、アモス・キプルトとギデオン・キプケテルを振り切りました。東京で3年連続3位の31歳のチュンバは、本命のキプサングが途中棄権したことで訪れたチャンスを逃しませんでした。チュンバは確実なリードを素早く確保し、2:05:30でフィニッシュしました。
しかし本当のドラマは、チュンバの後ろで起こっていました。日本の設楽悠太が残り5kmでキプルト、キプケテル、そしてオリンピック銀メダリストのフェイサ・リレサを猛追してかわしました。昨年11位だった無名の26歳・設楽は、自己ベストを3分近く上回る2:06:11で日本記録を更新して2位となり日本のファンを喜ばせました。
キプルトは2:06:33で3位となり、キプケテルがそれに続きました。そして井上大仁が2:06:54で5位となり、さらに日本のファンを喜ばせました。

ディババは、レース後半でアガとともにシュレ・デミセとアメリカのエイミー・クラッグを引き離した、レース終盤で決定的なスパートをかけ女子のタイトルを手にしました。エチオピアのディババとアガは35km地点まで並走していましたが、その後ラストスパートをかけたディババに付いて行けなかったアガは2位に終わりました。
アガは2:21:19でフィニッシュし、クラッグは自己ベストをなんと5分以上も更新し、アメリカ女子史上5番目の記録となる2:21:42で3位入賞を果たしました。
昨年8月の世界陸上マラソンで3位だったクラッグは、さらに9ポイントを獲得し合計18ポイントでリーダーボード9位となり、アガは現在合計32ポイントでトップ2人に続く3位につけています。
デミセは4位で4ポイントを獲得して合計5ポイントとなり、ヘラー・キプロフはケニア勢最高順位の5位で1ポイントを獲得しました。
シャーはシリーズXチャンピオンのタチアナ・マクファーデンを残り5kmで引き離し、1分以上差をつける1:43:25で優勝してポイントを獲得しました。

圧倒的な強さを誇るスイスのシャーは、現在109ポイントを獲得しており、女子順位のトップにつけています。そして2位のマクファーデンは57ポイントで50ポイント以上離されており、シャーはライバルが追いつけないほどリードしています。
マクファーデンはシャーの強敵として熾烈なレースを繰り広げましたが、1:44:51でニューヨークと同じくシャーに続く2位に終わりました。
喜納翼は1:46:17で3位入賞を果たし、1:48:01でフィニッシュした昨年優勝のアマンダ・マグロリーが4位となりました。アメリカのスザンナ・スカロニはだいぶ遅れて5位でした。

山本と鈴木は15km地点前で飛び出して男子レースを引っ張り、フィニッシュでは後続に5分以上の差をつけていました。山本は車いすから身を乗り出すようにして、片方の車輪で最終コーナーを曲がりました。山本は2位と1秒差の1:26:23で、2010年、2012年、2014年の優勝に続き4度目の優勝をつかみました。
現メジャーチャンピオンのマルセル・フグが欠場する中、南アフリカのエルンスト・バンダイクは、2016年東京チャンピオンであるオーストラリアのクート・フェンリーから3位をもぎ取り、ディフェンディングチャンピオンの渡辺勝は5位となりました。
フグが91ポイントで依然男子順位において圧倒的リードを保っている一方で、フェンリーは現在3位の山本とイギリスのデヴィッド・ウィアーを抜き2位につけました。

4月16日のボストンマラソンでアボット・ワールドマラソンメジャーズシリーズXIが再開され、4月22日のロンドンマラソンが最終戦となります。

※AbbottWMMシリーズXI リーダーボードはこちら

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*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
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