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車いす・マラソンエリート出場選手会見

2018年2月24日

東京マラソン2018の招待選手記者会見が大会2日前の2月23日(金)に京王プラザホテルで行われた。

車いすマラソン招待選手会見

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東京マラソン2018のプレスカンファレンスが2月23日に京王プラザホテル5階のコンコードボールルームで開かれた。午前110時半から主催者会見が行われ、東京マラソン財団理事長の櫻井孝次氏と、同じく東京マラソン財団事務局長の棚田和也氏の二人がスピーチをおこなった。

その後10時55分からプログラムは車いすエリート選手の記者会見に移った。

最初に車いすマラソンの女子招待選手の会見が行われ、アマンダ・マグロリー(アメリカ)、マニュエラ・シャー(スイス)、タチアナ・マクファーデン(アメリカ)そして日本の喜納翼の4人が壇上に上った。沖縄から到着したばかりの喜納は「寒さがこたえる。今日、明日で寒さに慣れなければ。」と答えていたが、マクファーデンは「シカゴに比べれば暖かいくらい。」と寒さには動じていなかった。しかし全員が、寒さがレース展開に影響することはいなめない、との意見だった。昨年優勝したマグロリーは「フラットなコースになったことで仕掛ける場所が少なくなった。」と言う。一方昨年2位だったシャーは「速いタイムも可能なコースだが、寒くなれば牽制の可能性が大きくなり、最後の直線で勝負が決まるでしょう。」と推測した。マクファーデンも同じ意見だった。

続いて車いすマラソンの男子招待選手の会見が行われ、渡辺勝、エルンスト・バンダイク(南アフリカ)、クート・フェンリー(オーストラリア)、そしてジョシュア・ジョージ(アメリカ)の4人が壇上に上った。昨年優勝した渡辺は、「連覇を目指す。目標はひとつ。勝つこと。」と強く語った。一方4週間前のドバイマラソンでは、かなり苦しんだ東京マラソン2016で2位のバンダイクは、先週の日曜日に南アフリカでマラソンに参加、コース記録で優勝している。「レースでは駆け引きが重要となる。1時間25分台が出れば上出来。」と予想するバンダイクに対して、東京マラソン2016の優勝者であるフェンリーは、「レースは速くなると思う。最後は6、7人での勝負になるだろう。」と異なる予想をたてた。フェンリーの最後のマラソンは昨年の10月だが、ジョージの最後のマラソンは同じく昨年の6月だ。手術からの回復が遅れ、シカゴもニューヨークも欠場に追い込まれた。8カ月ぶりのマラソンとなる。

最後に各選手は目標タイムを尋ねられ、女子は1時間42、3分くらいのタイムを口にする選手が多かったが、男子は1時間26分から1 時間28分くらいのタイムを目標にしていた。

マラソン招待選手会見

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午前中の車いす選手の記者会見に続いて、13時からマラソン招待選手の記者会見が行われた。

最初に女子選手の記者会見が行われ、ルティ・アガ(エチオピア)とエイミー・クラッグ(アメリカ)の二人が壇上に上った。22日、木曜日の夜来日したばかりのアガは「体調は良い。良い練習を積んできた。」と言う。1ヶ月程前にハーフマラソンで大幅な自己ベストとなる66分39秒を記録しているアガは、今回の目標として2時間18分をあげた。「良いトレーニングを積めたので、このような目標タイムに決めました。世界選手権のメダリストと同じレースを走るのは嬉しい。」と言う。

そのメダリストとは昨年の世界選手権ロンドン大会で銅メダルを獲得したクラッグである。自己ベストは2時間27分03秒に過ぎないが「速いタイムで走りたい。以前から自己ベストより遥かに速いタイムで走れると思っていた。」と言う。彼女が目標として挙げたのは2時間22分59秒である。

続いて男子選手の記者会見が行われ、ウィルソン・キプサング(ケニア)、ディクソン・チュンバ(ケニア)、フェイサ・リレサ(エチオピア)ら、3人の海外選手に加え、井上大仁、設楽悠太、市田孝ら、3人の日本選手が壇上に上がった。

元世界記録保持者で、東京マラソンコース記録保持者でもあるキプサングは「東京のコースは最高。今年の目標は世界記録だ。気象条件が良ければ後半ペースを上げたい。」と大きな目標をあげた。一方キプサングの連覇を阻む一番手と見られるのが、東京マラソン2014で優勝したチュンバだ。目標タイムを2時間04分58秒に設定し、「2時間04分台で走りたい。2時間05分台はもういらない。」とも言う。東京マラソン2016で優勝したリレサは、目標タイムを2時間04分40秒に設定し「絶好調だ。2016年のように今回の東京マラソンも私のマラソンキャリアにとって大きな転機になると良い。」との希望を口にしている。

東京マラソン2017で日本選手のトップだった井上は目標タイムを2時間06分00秒に設定して会場を驚かせた。「いつかは世界レベルの選手になりたい。」と大きな目標を語った。一方甲佐10マイル、ニューイヤ駅伝、都道府県男子駅伝そして唐津10マイルで優勝、と絶好調の設楽は「このような高速レースが経験できるのは国内では東京だけ。」と言う。目標タイムとして2時間09分00秒をあげたが、「先頭について行けば速いタイムは自然とついてくる。」と本当はもう少し速いタイムを目指している口ぶりだった。そして昨年は2時間19分で45位と散々だった市田は「(昨年の東京で)フィニッシュした直後に同じ東京でもう一度やりたい、と思った。昨年と同じ2時間07分59秒で日本人のトップになることが目標だ。」と昨年の雪辱を口にした。

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