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AbbottWMM - 2017 Bank of Americaシカゴマラソンが車いすエリート選手を発表

2017年9月27日

*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
原文こちら

ディフェンディングチャンピオンでありアボット・ワールドマラソンメジャーズシリーズⅩの車いすチャンピオンでもあるタチアナ・マクファーデンとマルセル・フグが、12ヶ国から24人のパラリンピアンが出場する車いすレースをリードします

アボット・ワールドマラソンメジャーズシリーズⅪのタイトルをかけたエリート選手たちによる世界規模のレースがシカゴで繰り広げられます

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Bank of Americaシカゴマラソンは、世界パラ陸上で優勝15回、パラリンピック4回出場、そしてシカゴマラソン7回優勝のタチアナ・マクファーデン(アメリカ)と、世界パラ陸上で20個の金メダルを獲得し、パラリンピック4回出場のマルセル・フグ(スイス)が、今年の40回記念大会の優勝を目指して戻ってくると本日発表しました。
マクファーデンとフグは、シカゴマラソン史上最も国際色豊かで強力な車いす出場選手の中でも際立っています。12ヶ国から24人のパラリンピアンがシカゴマラソン優勝を目指し、10月8日に風の街シカゴに集結します。そしてAbbottWMMシリーズⅪの優勝をかけ、ポイント獲得のための世界規模の戦いが繰り広げられます。
「タチアナは昨秋の優勝によりシカゴマラソン史上、最多優勝者となりました。彼女がシカゴでレースに出場するということは、観衆は、スポーツにおける偉大なチャンピオンの一人を目の当たりにできるということです。そしてマルセルは、昨年メジャー大会で史上初の6回連続優勝を成し遂げました。私たちはマルセルが3度目となるシカゴへ出場してくれることを大変楽しみにしています。出場選手全員が本当に素晴らしいので、男女ともにフィニッシュが写真判定になるのではないかと思っています」とシカゴマラソンレースディレクターのキャリー・ピンコウスキーは答えました。

女子出場選手

パラリンピックでメダルを17個獲得(そのうち7個は金メダル)し、シカゴマラソン大会記録保持者(1:41:10)でもあるマクファーデンは、2013年から2016年の4年間、年間4つのAbbottWMMレース(ロンドン、ボストン、シカゴ、ニューヨーク)で優勝し続けた唯一の選手です。彼女は2016-17 AbbottWMMシリーズⅩの優勝で2016シーズンを締めくくり、シカゴマラソンの7回連続優勝と、過去9年での通算8回目の優勝を目指し、風の街シカゴに戻ってきます。マクファーデンの2017シーズンは、困難からスタートしました。ボストンマラソン前に血栓を患い、手術の数週間後にボストンマラソンに出場しています。
マクファーデンは自己ベストを更新(1:35:05)していますが、2013年以来連続優勝をしてきたベルリンで、初めて4位に陥落しました。彼女はロンドンでの世界パラ陸上マラソンワールドカップを欠場しましたが、8月の世界パラ陸上では200ⅿ、400ⅿ、800ⅿ、1,500ⅿで金メダルを獲得しています。トラックでの彼女のパフォーマンスは、復活と優勝への準備が整っているという強いメッセージとなりました。
シカゴの生き生きとした29地区を駆け抜けるマクファーデンは、マニュエラ・シャー(スイス)とアマンダ・マグロリー(アメリカ)との熾烈な争いを強いられます。シャーとマグロリーは現在、AbbottWMMシリーズⅪのリーダーボードそれぞれ1位と2位であり、シャーがマグロリーを9ポイント差でリードしています。イリノイ大学ウルバナ・シャンペーン校出身のスザンナ・スカロニ(アメリカ)もまたAbbottWMMリーダーボードの3位につけています。

4度パラリンピックに出場しているシャーは、2013年のシカゴマラソンデビューでマクファーデンに2秒差に迫る2位でフィニッシュし、実力を証明しました。マクファーデンとシャーのこの着順は、2014年から2016年まで続きましたが、2017シーズンは好調の続くシャーが、ついに優勝の喜びを味わえるかもしれません。2017年は、初戦の東京で2位に入った後、ボストンで優勝(1:28:17の自己ベストと世界最速記録/非公認)し、続くロンドンでの2017世界パラ陸上マラソンワールドカップでも優勝し、トップに躍り出ました。シャーはまたトラック競技でも活躍しており、2017パラ陸上世界選手権では800ⅿ銀メダル、400ⅿと5,000ⅿで5位、そして1,500ⅿでは7位入賞を果たしています。大分(2013)でのシャーの1:38:07という記録は、現在の世界記録として認められています(公認コースでの記録;同タイムでフィニッシュした土田和歌子選手も世界記録保持者)。

シカゴマラソンで3回優勝(2007、2008、2010)、そしてパラリンピックに3回出場しメダルを7個獲得しているマグロリーは、2017年に入り、東京マラソンとBank of America Shamrock Shuffle 8K、そしてGrandma's Marathon(ダルース/ミネソタ州で8回目の優勝)で優勝をつかみ、幸先の良いスタートを切っています。マグロリーは1:33:13の自己ベストでボストンを2位でフィニッシュし、ロンドンでの世界パラ陸上マラソンワールドカップでも2位となりました。2017パラ陸上世界選手権では、800ⅿと1500ⅿで銅メダル、5,000ⅿで銀メダルを獲得しました。2007年以降のシカゴマラソンでの優勝はマクファーデンとマグロリーの二人による独占状態となっており、このことは、イリノイ大学ウルバナ・シャンペーン校の車いす陸上プログラムの実力や影響力・効果を証明しています。

パラリンピックに2回出場しているスカロニは、2011年のシカゴマラソンでのマラソンデビュー以来、大きな成長を遂げてきました。デビュー以来、スカロニは海外ではロンドン、リオ、東京、そして国内ではボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ミネアポリス、そしてダルースの大会に出場してきました。2012年シカゴマラソンでマクファーデンに次ぐ2位でフィニッシュした後、好調を維持し2013年のロサンゼルスマラソンで優勝し、Twin Cities Marathonで大会記録を更新しました。スカロニは2017シーズンの出場大会では、東京3位、ボストン3位(1:33:17の自己ベスト)、ロンドン2017世界パラ陸上マラソンワールドカップ3位と、全大会で表彰台に上っています。彼女はトラック競技でも活躍しており、パラ陸上世界選手権の800ⅿと5,000ⅿで共に6位でフィニッシュしました。スカロニはシカゴで優勝を掴むかもしれません。

Madison de Rozario (オーストラリア)、Jenna Fesemyer (アメリカ)、Katrina Gerhard (アメリカ)、Sandra Graf (スイス)、Sammi Kinghorn (イギリス)、Chelsea McClammer (アメリカ)、そしてArielle Rausin (USA)もまた表彰台を目指して走ります。

男子出場選手

コロンバスドライブを駆け下りるスリリングなデッドヒートを今年も繰り広げるに違いない、20人以上の世界トップクラスの車いす選手をフグが引っ張ります。AbbottWMMシリーズⅪのリーダーボード上位5位以内の4選手(フグ、フェンリー、バンダイク、Botello Jimenez)が、10月8日に対決することになります。

シルバーブレット(銀の弾丸)の愛称を持つフグは、今春ボストンマラソン4回目の優勝と、2017世界パラ陸上マラソンワールドカップで2位(首位と1秒差)でした。フグはトラック競技でも実力を発揮し、今夏のパラ陸上世界選手権800ⅿ、1,500ⅿ、そして5,000ⅿで金メダルを獲得しました。ボストン、ロンドン、リオ、ベルリン、シカゴ、そしてニューヨークでの優勝という素晴らしい2016シーズンを過ごし、今回シカゴに戻ってきます。フグはパラリンピックでメダルを8個獲得している他、ベルリンマラソン3回優勝(2011,2012,2016)、大分マラソン3回優勝(2010、2011、2012)、シェンコンマラソン(スイス)2回優勝(2012、2014)、そしてソウルマラソン2回優勝(2013、2015)という輝かしい戦績を誇ります。

50回以上マラソン(うち30回以上優勝)経験があり、シカゴマラソン男子最多優勝回数を誇るベテランのクート・フェンリー(オーストラリア)は、2007年から2009年に3年連続優勝、更に2011年と2015年に優勝し、シカゴでお馴染みの選手となりました。フェンリーは2014年、2015年、2016年のシカゴマラソンにおいて、歴史に残るデッドヒートを繰り広げた選手の一人でした。2014年は11秒以内に11人の選手、2015年は13秒以内に11人の選手、2016年は16秒以内に9人の選手がフィニッシュするという大接戦でした。昨秋はフグがわずか1秒差でフェンリーをかわして優勝し、次のニューヨークシティマラソンでも両者による優勝争いが再び繰り広げられました(フグ1位、フェンリー2位)。ロンドンでの世界パラ陸上マラソンワールドカップでデヴィッド・ウィアーとフグに次ぐ3位に入賞し、フェンリーの2017シーズンがスタートしました。その1週間前のボストンでは4位に入っています。フェンリーは競技生活において、パラリンピックに5回出場し13個のメダルを獲得しており、その中には2004年と2008年のパラリンピックマラソン金メダル(2016年は銀メダル)も含まれています。また、2006年から2009年の4年連続、TCSニューヨークシティマラソンで優勝しています。

2002年、当時18歳でシカゴマラソンに初出場したジョシュア・ジョージ(アメリカ)は、イリノイ大学コーチのAdam Bleakneyを含む強力な出場選手陣の中で4位に入賞しました。ジョージは11のレースで5位以内に入賞しており、シカゴマラソンでは2003年、2004年の2年連続優勝と、2006年、そして10人の選手とフィニッシュラインまでデッドヒートを繰り広げ僅差で優勝した2014年も合わせて4回優勝しています。2015年は2014年のタイトル防衛を2秒差で逃し、2016年と2017年もフグとフェンリーをフィニッシュラインまで追いかける展開となりました。ジョージは東京5位、ボストン6位で自己ベストを記録(1:21:47)、そしてロンドンでの世界パラ陸上マラソンワールドカップを8位でフィニッシュし、2017シーズンをスタートしました。ジョージはパラ陸上世界選手権で6回優勝し、パラリンピックに4回出場しています。

エルンスト・バンダイク(南アフリカ)は、フィニッシュでの接戦を制して2013年シカゴマラソンで優勝し、2014年はジョージとフェンリーにフィニッシュラインでかわされ、惜しくも3位でした。2015年は4位で昨年は6位でした。バンダイクはボストンマラソンで、2001年から2006まで6年連続優勝を含む10回優勝しています。2017シーズンは、ボストンで2位(ボストンでは通算4度目の2位入賞)、そしてロンドンの世界パラ陸上マラソンワールドカップでの4位フィニッシュでスタートしました。バンダイクは1992年以来、毎回パラリンピックに出場しています。

この他、トップ選手の争いに加わるのは、東京マラソン2017優勝の渡辺勝(日本)、日本記録保持者の洞ノ上浩太(日本)、2016シカゴマラソン4位入賞のGyu Dae Kim(韓国)、スペイン記録保持者のRafael Botello Jimenez(スペイン)、2005シカゴマラソンチャンピオンのKrige Schabort(アメリカ)、そしてアイアンマン世界選手権2回優勝のThomas Früwirth(オーストリア)です。

女子選手
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男子選手
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