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AbbottWMM - 2017 BMWベルリンマラソンプレビュー

2017年9月22日

*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
原文こちら

アボット・ワールドマラソンメジャーズの戦いが再開されるベルリンで、キプチョゲが世界記録を狙う

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エリウド・キプチョゲ(ケニア)にとってはアボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbottWMM)シリーズXI初戦となる9月24日(日)のBMWベルリンマラソンで、キプチョゲは、ケネニサ・ベケレ(エチオピア)、ウィルソン・キプサング(ケニア)の両選手と対戦することになります。レースディレクターのマーク・ミルデはこの戦いを、"夢の対戦"と称しています。

2016 Virgin Moneyロンドンマラソンで勝利を収めたキプチョゲは、リオオリンピックでも金メダルを獲得し、シリーズXの男子タイトルを獲得しました。シリーズXI初戦に向けて掲げる目標はただ一つ、2014年に同国のデニス・キメットが平坦で速いベルリンのコースで樹立した世界記録2:02:57を更新することです。
キプチョゲは今年5月、イタリアのモンツァにあるF1サーキットで、キメットの記録より速い2:00:25という非公式記録を出しています。また、2016年のロンドン優勝タイムである2:03:05は、世界で3番目に速い記録です。ちなみにベケレは、1年前のベルリンでこの記録を2秒上回る記録を出しています。

エチオピアのレジェンドであるベケレは、ベルリンのタイトルを守り、4月のロンドンで2位に入り獲得した16ポイントに今回のベルリンの優勝ポイントを加え、AbbottWMMの男子リーダーボードトップに躍り出たい考えです。AbbottWMMリーダーボードにおいて、ベケレは現在、ボストン優勝者のジェフリー・キルイと、ロンドン優勝者のダニエル・ワンジル(両者25ポイント)に次ぐ3位につけています。

キプサングも、2013年にパトリック・マカウの世界記録を破り2:03:23の新記録を樹立したベルリンの地に戻り、シリーズXIで初のポイント獲得を狙っています。一年後にその記録はキメットに更新されましたが、昨年、2:03:13でベケレに次ぐ2位となり、現在世界で4番目に速い記録を保持しています。

キプチョゲ同様キプサングも、既にAbbottWMMシリーズ大会で5回の優勝を収めています。日曜に勝利を収めた方が、2006年に創設されたAbbottWMMにおける男子マラソン史上初の、6回目の優勝という初の快挙達成となります。

男子選手に関しては、前世界記録保持者のマカウが2013年以来初となるメジャーの大会に挑戦することも注目です。フランクフルトマラソンとパリマラソンの覇者ヴィンセント・キプルトも注目選手の一人です。

女子レースにおける優勝候補グラディス・チェロノは、今回勝利を収めれば、AbbottWMMシリーズXIのリーダーボードで、世界陸上優勝者のローズ・チェリモとロンドン優勝者のメアリー・ケイタニーと並ぶことになります。
2015年のベルリンで2:19:25で優勝しているチェロノは、2016年ドバイマラソン2位のアマネ・ベリソ率いるエチオピア4選手を下し再び優勝することを狙っています。

ベリソとともに戦うエチオピア勢は、2015フランクフルトマラソンチャンピオンのGulume Tollesa、元パリマラソンチャンピオンのメセレト・メンギストゥ、そして昨年3位に入ったルティ・アガも忘れてはなりません。

チェロノと同国ケニアのValary Aiyabeiは、今年のプラハマラソン優勝者であり、全女子選手の中で3番目の速さを誇ります。

アボット・ワールドマラソンメジャーズの車いすシリーズにおいてもポイントのかかる一戦となります。男子ディフェンディングチャンピオンのマルセル・フグが、世界記録保持者であるスイスのハインツ・フライを下し優勝すれば、シリーズXIにおける初勝利となり25ポイントを獲得、計41ポイントとなります。
フグはAbbottWMM初の車いすシリーズにおいて、8大会中リオパラリンピックマラソンを含む7大会で優勝し、シリーズを制しました。しかし、シリーズXI初戦となった4月のロンドンでは、イギリスのデヴィッド・ウィアーがフグの勝利を阻み、7回目のタイトルを獲得しました。

59歳のフライは、ベルリンマラソンにおいて2013年を含む21回の優勝を収めており、昨年5位に入った彼は今年、ポイントの獲得を狙います。

スペインのRafael Botello Jimenezは、ロンドンで獲得した1ポイントに更なる得点を加え、シリーズでの順位を上げたい一方で、日本の西田宗城、吉田竜太も表彰台を狙います。昨年は西田が3位、吉田が4位でした。

女子車いすでは、ディフェンディングチャンピオンのマニュエラ・シャーにスイスの期待がかかります。シャーは、大会記録を更新したロンドンでの勝利に続く更なる勝利を目指します。

シャーは、ボストンで女子車いすマラソン史上最速タイムをたたき出したわずか6日後に、イギリスの首都ロンドンでタチアナ・マクファーデンの記録を2分近く縮める1:39:57で優勝しました。
シャーは、ベルリンマラソンで3回チャンピオンに輝いている同国のサンドラ・グラフや、ロンドンで自己ベストを更新し5位に入ったイギリスのジェイド・ジョーンズ(シリーズXIリーダーボードでも5位)との戦いを制し、シリーズXIにおける2度目の優勝を狙います。

アボット・ワールドマラソンメジャーズ シリーズXIの次回大会は、来月10月8日、大西洋を越えたBank of Americaシカゴマラソンで開催され、その後、11月5日のTCSニューヨークシティマラソン、そして2018年の東京、ボストン、ロンドンマラソンへと続きます。

AbbottWMMシリーズⅪ リーダーボード(男子、2017年9月22日時点)

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AbbottWMMシリーズⅪ リーダーボード(女子、2017年9月22日時点)

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※AbbottWMMシリーズXI 最新のリーダーボードはこちら

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*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。
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