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AbbottWMM -2018ロンドンマラソン 大会後レビュー

2018年4月25日

*オリジナルのリリースの正式言語は英語であり、この内容及び解釈については英語が優先となります。

マラソン男子エリートレースレビュー:キプチョゲが王者に復活

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エリウド・キプチョゲは、2018 Virgin Moneyロンドンマラソン優勝により、アボット・ワールドマラソンメジャーズシリーズにおいて3年連続優勝を果たしました。
ケニアのキプチョゲは、最後まで並走していたシュラ・キタタを残り2マイル(3.2km)で引き離し、ロンドンマラソン3度目の優勝を果たし、それによってAbbottWMMシリーズXIの優勝賞金25万ドル(約2,675万円)も手にしました。
キプチョゲの優勝は、AbbottWMMシリーズ開始以来、男子部門におけるケニアの優勢を継続し、そしてサムエル・ワンジルのシリーズ優勝2回を抜き、唯一3回目の優勝を遂げました。

2016オリンピックチャンピオンのキプチョゲは、男子レースを素晴らしいペースでスタートし、最初からレースを支配しているように見えましたが、ロンドンの暑さは世界記録が出ないことを望んでいるかのようでした。
2015年・2016年のロンドンで優勝しているキプチョゲについていけたのは、スタートから程なくしてキタタとファラーの2人だけとなりました。

今回マラソン2回目の挑戦だったファラーは、しだいに勢いを無くし3位という結果でした、一方のキプチョゲはキタタをかわして、彼にはお馴染みのザ・マルへ一人で戻ってきました。
キプチョゲは優勝でシリーズ50ポイントとなり、同じくケニアのジョフリー・キルイを抜いてシリーズXIの優勝を手にしました。
昨年ロンドンで優勝したダニエル・ワンジルは、今回成功とは程遠く8位という結果でした。

ワンジルは現在、他の4人の選手とシリーズXIの3位争いをしています。
6名のAbbottWMMレースディレクターが、3位タイのどの選手に25,000ドル(約267万円)を授与するのか、投票によって決定します。

原文はこちら

マラソン女子エリートレースレビュー:ケイタニー、ロンドンで苦戦するもシリーズタイトルを獲得

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ケニアのスーパースターであるメアリー・ケイタニーが、アボット・ワールドマラソンメジャーズシリーズXIで優勝しました。
今回のVirgin Moneyロンドンマラソンで5位だったケイタニーは、ロンドンでの暑いレースで後半失速し、41ポイントに加算することができませんでしたが、彼女のライバルも同じ状況でした。
エチオピアのティルネシュ・ディババも同じく41ポイントでしたが、前半の世界記録ペースに引っ張られてペースを乱し、徐々に失速して19マイル(約30km)地点で足が止まり、フィニッシュすることができず、シリーズ優勝の望みが断たれました。

ケイタニーが、AbbottWMMシリーズ3度目の優勝と世界記録更新と同時に、ロンドンでの優勝達成がかかっていましたが、高い気温がケイタニーに徐々にダメージを与えていました。
季節はずれの気温の影響で、ケイタニーと同じケニアのビビアン・チェルイヨットが、少しずつケイタニーとの差を縮めているように見えました。チェルイヨットは35km地点で、2017年チャンピオンのケイタニーに接近し、そして最後の数マイルで高速道路を駆け下りるようにあっという間に抜き去りました。
ブリジット・コスゲイ、Tadelech Bekele、そしてBMWベルリンマラソンチャンピオンのグラディス・チェロノもまた、苦戦しているケイタニーを抜き去りました。チェルイヨットが優勝し、25ポイントを獲得しましたが、AbbottWMM順位において、3度ロンドンチャンピオンに輝いたケイタニーに追いつく選手は誰もいませんでした。

チャンピオンの栄光は、シリーズ最終レース前のリーダーボード首位である41ポイントを獲得していたケイタニーとディババに残されていましたが、ケニアのレジェンドであるケイタニーは、ディババとの直接対決で優勝しているため、2-0のアドバンテージを受け、3度目のAbbottWMMタイトルを獲得しました。
ケイタニーは昨年、同じロンドンのコースでディババに勝利し、女子単独レースの世界記録を更新しました。そして本日も、首位を守り25万ドル(約2,675万円)を獲得するという素晴らしい偉業を成し遂げました。
ディババはシリーズ2位となり、5万ドル(約535万円)を獲得しています。

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車いすマラソンレースレビュー:スイスのペアがシリーズXIタイトルを独占

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アボット・ワールドマラソンメジャーズ車いすシリーズXIはスイス勢が大活躍する結果になりました。

2018 Virgin Moneyロンドンマラソンで2位となったマルセル・フグは、自身2度目のシリーズタイトルを獲得しました。
シルバーブレット(銀の弾丸)の愛称で親しまれているフグは、シリーズXIの最終レースを迎える前に、シリーズ優勝を確実なものとしていました。
フグはすでに、ベルリン、シカゴ、ニューヨーク、そしてボストンで優勝して、合計100ポイントを獲得しており、他の選手が追いつけないことは明らかでした。
苛酷な条件のもと手にした2018ボストンマラソンは、フグの功績の中でも素晴らしいものの一つとして記憶に留まるでしょう。土砂降りの雨と凍える寒さによる過酷なレースでは、フグとバンダイクの攻防が繰り広げられ、最終的に、スイスのスターであるフグがバンダイクを大きく引き離しました。

フグが苦しんだ6日前とは対照的な気候条件だったロンドンでしたが、ザ・マルでスリリングなスプリント勝負に出た宿敵デヴィッド・ウィアーを制することはできず、ウィアーが8度目のロンドンタイトルを勝ち取りました。
しかしこの結果がシリーズXIタイトル獲得の喜びに水を差すことはありませんでした。フグに続くシリーズ2位になったのは、ロンドンで2年連続優勝を収めたウィアーでした。バンダイクは、タイヤのパンクによりフィニッシュへのラストスパートからは離脱したものの、シリーズ3位となりました。

女子では、マニュエラ・シャーは、AbbottWMMシリーズ車いす部門で初の栄冠を手にし、スイス選手の男女独占優勝を実現しました。
2018ロンドン大会で4位だったシャーは、シリーズ最初のレースだったロンドンでの優勝に続き、ベルリン、ニューヨーク、そして東京で優勝し、ボストンとロンドンでの2レースを残し、シリーズ優勝を確実なものにしていました。
33歳のシャーはボストンの過酷な条件には太刀打ちできず、タチアナ・マクファーデンが優勝を収めました。アメリカのタチアナがロンドンで2位となったことにより、シリーズ1位と2位の両者の差はわずか2ポイントまで縮まりました。
イリノイ大学時代からの仲間であるアマンダ・マグロリーは、ロンドンで5位となりシリーズ3位に入りました。
シャーはシリーズチャンピオンとして賞金5万ドル(約535万円)、マクファーデンは2万5千ドル(約267万円)、マグロリーは1万ドル(約107万円)を手にします。

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■過去の関連記事
大会プレビュー
メアリー・ケイタニーがポーラ・ラドクリフの持つ世界記録更新に挑む
男子エリート選手としてエリウド・キプチョゲ選手も出場決定

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※AbbottWMMシリーズXI リーダーボードはこちら

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