東京マラソン財団スポーツレガシー事業の寄付金を活用し、東京マラソン2023【3月5日(日)開催】のフィニッシュエリアである東京駅前・行幸通りに「誰でも応援エリア」(バリアフリー応援スポット)を設置し、当財団社会貢献事業に日頃ご協力いただいている皆さんをご招待しました。
これは東京マラソン2023を通じたサステナビリティに関する取組みの一環で、スポーツをする・見る・支える全ての人々へ、バリアフリー実現に向けたきっかけとなるダイバーシティ・共生社会の実現への支援に繋げるために実施したものです。
招待したのは、RUN with HEART チャリティバーチャルランへエントリーした方、
東京マラソン財団オフィシャルボランティアクラブ"VOLUNTAINER"会員の方、
RUN with HEART 寄付先団体関係者の方々で、参加した皆さまの想いも様々でした。
フィニッシュラインに向かうランナーが見られるだけではなく、目の前を走り終わった車いす選手やエリート選手が通る場所で、参加した皆さまは大変盛り上がりました。
「選手のサインもらったよ!」と伝えに来てくれた女の子のうれしそうな顔が忘れられません。
なお本イベントでは、寄付先団体のひとつであるプライドハウス東京と協働し、LGBTQ+インクルーシブな大会を目指した発信も行いました。
「レインボーフラッグを誰でも応援エリアに来場された皆さんにお配りし、エリアが元気でカラフルな場になるようメンバー3人でお手伝いしました。また、ぞれぞれご家族やご友人の皆さんの写真撮影や、ちょっとした質問への回答などを行いました。目を輝かせてランナーの皆さんを応援する様子が心に残ります。いらっしゃった皆さんの思い出作りに、少しでも貢献出来ましたら嬉しいです。」(プライドハウス東京サポートメンバーより)
また、RUN with HEART チャリティバーチャルランの寄付先団体のひとつ一般社団法人 WheeLogの参加者からは
「誰もが本当に嬉しそうで、かけがえのない時間を過ごさせていただきました。私たち車いす利用者にとっては、たとえテレビで見ることがあったとしてもなかなかあのような場には足を運ぶことが難しいです。しかしながら東京マラソン2023 誰でも応援エリアは数々のご配慮により何も不便を感じることなく楽しむことができました。」
と感想をお寄せいただきました。
多くの方に応援エリアにお越しいただき楽しんでいただけたようで今後も続けていくことを検討してまいります。
参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました!