TOKYO MARATHON 2026 OFFICIAL PROGRAM GUIDEBOOK
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83マラソン レースディレクター大嶋 康弘一般財団法人東京マラソン財団――東京マラソンへの挑戦を通して届けたいメッセージ1969年生まれ。千葉県出身。2003年4月、株式会社ニシ·スポーツ 海外事業部 担当部長。05年7月、日本陸上競技連盟 事業部 部長。15年4月、公益財団法人日本オリンピック委員会 マーケティング委員会委員(~2021)。21年4月、日本大学 スポーツ科学部 競技スポーツ学科 教授。23年9月、一般財団法人東京マラソン財団 アシスタントレースディレクターに就任。るものだと思っています。そうした一体感やつながりを感じる瞬間が、どのライブにもいくつもあって、「今、最高だな」と思える瞬間はきっとマラソンでも同じなのかなと想像しています。私は大会当日にその一体感を感じることができる瞬間をすごく楽しみにしていますし、「楽しい」という気持ちがみんなの幸せにつながる大会になることを願っています。大嶋RD 2025大会では、1万8000人弱の海外ランナーが参加しました。日本語の声援は、言葉としては通じないかもしれませんが、動作や声のトーン、拍手、笑顔を見ていると、言葉を超えて思いが伝わっていると感じるんですよね。音楽もきっと同じで、だからこそ、あれだけの一体感が生まれるのだと思います。 少し大げさに聞こえるかもしれませんが、「ひとつになる」という思いに共感できる世界になれば、争いはなくなるのではないかと思っています。もちろん、マラソンがすべてではありません。ただ、同じ空気を共有できる瞬間があれば、人と人はもっと分かり合える。東京マラソンは時間や人数の制限はありますが、誰でも参加できる大会です。大会を開催することで、ひとつになるだけでなく、平和につながると信じて、これからも続けていきたいですね。Lotta ジャンル同士が広がり合うきっかけにもなりますよね。例えば、普段はMOSの音楽を聴いたことがなかったランナーの方に届くかもしれないし、逆に管楽器奏者が「あれ、走るのもいけるじゃん」と思うかもしれない。そうしたことが、いろいろな場所で起きたらいいですよね。Miyu 最近は海外に行かせていただく機会も増えていて、音楽を通じた人と人とのつながりや、別のジャンル、別の世界とのつながりを感じる場面が多くなりました。大嶋RD 東京マラソンでも、応援を兼ねて沿道で音楽を演奏している方がいらっしゃいますし、スタートではマーティ・フリードマンさんがギターを演奏してくださっています。まだフェスというほどではありませんが、スポーツと音楽は、大会を通じてもやはり親和性が高いと感じますね。Lotta もし、東京マラソンで音楽フェスなど開催することがあれば私たちも呼んでください!つぎの2027年は20回大会ですから(笑)。大嶋RD それでは、ちょっと企画してみましょうか!Lotta 管楽器の音は、始まりの音としても、未来に向かう音としても、マラソンにすごく合っていると思っています。2026年の19回大会はしっかり走りますので、20回大会は音楽フェスの方で、ぜひよろしくお願いします!Miyu 表現の方法は違いますが、マラソンは本当に音楽と変わらないですよね。音楽は音で表現するけど、マラソンは走る姿そのものが、人の心を動かすもの。見てくださった方に「自分も頑張ってみよう」と思ってもらえるように、今回は音ではなく、「走る姿」で表現できたいという気持ちが、より強くなりました。「東京がひとつになる日。」として、みんなで楽しく大会を終えたいですし、誰かの明日や、未来の頑張る力につながるような姿を見せられたらいいですね。また、一緒に走る皆さんと当日はきっと交流ができると思うので、新しい輪が広がっていけばいいなと思っています。Lotta 積み重ねられてきた東京マラソンの歴史の19年目に挑戦できることに、感謝の気持ちがより強くなりました。あとはもう、やってみるしかない。やると決めた以上、やりますし、やれると思っています。その先で感じたことを、MOSの活動や、自分の人生に生かしていくのが楽しみです。大嶋RD そうですね、マラソンは走った後もとても大切です。42.195kmは簡単ではありませんが、挑戦すること自体が素晴らしい。その挑戦で得たものを、これからの音楽活動や人生に生かしていただけたら、大会として、これ以上うれしいことはありません。Lotta 偉そうなことは言えませんが、大会に参加するランナーの皆さんには「一緒に頑張ろうね!」とお伝えしたいです。Miyu ライブでもバテてしまって音が出なくなる瞬間がありますが、その時にお客さんの笑顔や声に助けられて、また頑張れます。その感覚はきっとマラソンでも同じだと思うので、皆さんからパワーをもらいながら、「一緒に頑張りましょう!」という気持ちです。大嶋RD 今回初めて挑戦するランナーの皆さんにも「気持ちは同じ」「全力でサポートしています」「応援しています」という思いが伝わる大会にしたいと思っています。当日は怪我なく、無事に、東京マラソンを楽しんでください。たらいいなと思っています。大嶋RD 東京マラソンでは、3万9000人のランナーが、それぞれの挑戦や目標を抱いて走っています。そのための最大限のステージを作るのが、私たちの役目です。皆さんが主役となる舞台を、安全に、事故なく作り、その素晴らしい瞬間を一緒に味わいたい。そのための挑戦を、東京マラソンも続けていきたいと考えています。Miyu 42.195kmを走り切ることは、まだ想像できない部分も多いですが、だからこそ、その未知を味わいに行き

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